雲台はもう何年もマンフロット製の雲台を使用してきました。
元々は3way雲台を使用していたのですが、MHXPRO-3WGというギア雲台を見つけてからすっかりギア雲台を使うのが当たり前になっていました。
3way雲台は上下左右と傾き当然調整できるのですが手持ち部分を緩めて調整してから再度締めることによって固定させます。
ギア雲台は大雑把に設定してネジを回すことによって細かく左右斜め上下と調整できる雲台です。
結果平行などの微調整がすごくやりやすく、風景撮影をするにはもってこいの雲台です。
結構このマンフロットのMHXPRO-3WGは使いやすくつまみで一気に調整してすぐ手元にあるネジで細かい微調整をしてと大活躍しています。
ただ気になることがあったので、今回違うギア雲台を購入してみました。
気になるポイントは最後にて。
SWFOTO GH-PRO
Amazonで調べると4つほどギア雲台が出てきますが、その中で一番安いやつです。
詳細——————-
外形寸法 116*86*108mm
重さ 786g
耐荷重 5KG
底部ネジ穴 unc3/8″-16
左右の可動角度 ±30°
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レビューも相応には良いので(あまり期待はしてません)他よりは良いかなと思いつつ、最初に違うギア雲台だったのでそんなにお金をかけられないというのもありこちらを選択。
本来であればleofoto G4の雲台が欲しかったのですが値段は正規代理店で74,800円ほど。
こちらのSWFOTO GH-PROは34,000円ほど。
約倍くらいの値段の違いがあります。
正直なところ。
いろいろこちらを購入するにあたり調べましたがYouTubeなりレビューなり相応に評価は高かったです。
実際手元に到着していろいろ触ってみましたが最初動かし方に戸惑う部分はありますがトルクもあるので特に問題なし。
結構良い買い物したんじゃないかと思います。
ただ。
この雲台の形状なりはやはりLeofoto G4の模倣ですよね。
もっと言えばアルカスイスの模倣でもあり。
この値段で使えるのである意味感謝ではありますが。
開封
大きさも小ぶりではあるので持ち運びには良いかなと思います。
質感もしっかりしていて中華製にしては良いんじゃないかと。
そもそもLeofotoも中華製ですしね。
使っていくうちにもしかしたらバックラッシュなど起きてくるかもしれませんが、それはその時に対応しましょう。
バックラッシュ
バックラッシュとは、一対の歯車が互いに噛み合って運動している際に、運動方向に意図して設けられた「隙間」や「遊び」のことです。
歯車の回転を無理なく滑らかにするためには、歯と歯の間に多少の隙間が必要です。
実は気になっていたことはこの<style=”color:#FFA500;”>バックラッシュと<style=”color:#FFA500;”>クイックシューのズレ、なんです。
気になっていたポイント
先にバックラッシュについて。
上記に記載した通り、歯車に隙間を持たせることによって滑らかに回転をさせるために本来必要なものになります。
この歯車がギチギチにかみ合ってしまっているとギアが稼働せずに動きません。
ですがこの隙間が大きくなればなるほど<style=”color:#FFA500;”>ズレやすくなってしまいます。
元々使っていた<style=”color:#FFA500;”>マンフロット MHXPRO-3WGは製品は本当に良いんです。
ただ素材の問題なのかこのバックラッシュの幅が大きく感じていしまい、調整後特に望遠レンズを使ったときに<style=”color:#FFA500;”>ズレがほんの僅か生じてしまいます。
完全に固定しきれてないようなイメージですかね。
普通に使う分や軽い一眼レフカメラを使う分には特に問題ないと思いますが望遠レンズなど総重量が重くなると顕著に感じてしまうんです。
もう一つ。
これは他のメーカにもあると思いますがクイックシューの支点問題。
まずこちらをご覧いただきたいのですが
マンフロットの場合クイックシューを取り付けると赤丸部分の<style=”color:#FFA500;”>1点で支える形になります。
実はこれも少しズレやブレの原因にもつながってると思います(※あくまで個人的使用主観)
その点アルカスイスは面でとらえています。
その分支店も多くなるわけでブレにも強いと思います。
この2点が以前より気になっていたために今回アルカスイスに切り替えたく<style=”color:#FFA500;”>SWFOTO GH-PROを購入しました。
あとはカメラ本体に取り付けるL字プレートも後日必要ですね。
こちらはまた後記したいと思います。
余談・・不備
SWFOTO GH-PROにはクイックシュープレートもついていますが、なんとカメラへの取り付けネジが適当で取り付けできませんでした。
クイックシューについてるネジと予備で持っていたネジの太さを比べてもらうと一目瞭然です。
こういうところがやはり中華製ですかね・・・
とりあえずこのクイックシューを使う予定はないので別に問題ありませんが、お金だして購入する以上しっかりしてもらいたいものです。