富士山撮影にでる事が出来ない為、今年は自宅で愛犬撮影がメインになっています。
先日購入したSONY α7CIIは・・・かなり良いですね。
ノールックで撮影しても動物瞳AFは優秀でちゃんとピント合掌する確率が本当に高い。
購入時TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDの便利ズームを購入し、PENTAXのレンズを生かすためにMonsterAdapter LA-KE1を購入しました。
PENTAXのKマウントレンズをSONYのカメラでAFが使える優れもの。
FAlimitedをSONYでそのまま使えるのは気に入ってるのですが少しだけ難点があり「カメラに装着し続けてるとバッテリーが減る」ことにあります。
細かい事かもしれないですが割と早い印象がありますね。
ですので今回せっかくSONY α7CIIを愛犬用に購入して気になるときに即座に撮りたいなと思い単焦点レンズを購入しました。
サードパーティー(SONY以外で対応してるメーカー)でもよいかなと思いましたが、1本は純正は持っておきたいので純正を選択。
※基本どのカメラでも純正を使っています。
少し調べた感じ、サードパーティー製レンズだとAF合掌が少しだけ遅い、また合掌率も若干下がる傾向にあるようなので室内撮りで素早く撮りたいと思い純正選択。
その上でFE 40mm F2.5 Gと40mmを選択した理由なども書いていきたいと思います。
迷った他のレンズ
PENTAXでは昔はサードパーティー製レンズも程よくありましたが今のミラーレス全盛期でシグマやタムロンからPENTAX用のレンズは出ていません。
そのため純正一択になるのですがSONYやNIKON、CANONなどはサードパーティー製レンズが潤沢です。
故に値段や使い方などによって選択肢が増えるため、今回SONYを使い始めていろいろ探りつつ決めた感じになり、迷ったレンズに関して書いてみます。
・SONY FE 50mm F1.8
・VILTROX AF 50mm F2
・TTArtisan 40mm
こちらの3本。
SONY FE 50mm F1.8
新規光学設計により高画質を実現した、小型・軽量な開放F値1.8の大口径標準単焦点レンズ
普通の単焦点レンズですがF1.8と被写界深度が浅くポートレートでもなんでも使えるレンズだと思うのですが調べてるうちにAFが遅い、ピントが合掌しにくいなどレビューが散見されたので一度候補にあげましたが却下しました。
一番の目的として動物瞳AFが早く合掌することに尽きるので遅いのはちょっとNG
また二昔前のレンズとなるため構造も古い描写もどうなんだ?と思いいたり外しました。
VILTROX AF 50mm F2
最新STMモーターの搭載し、静止画/動画撮影では高速・高精度かつ静音にオートフォーカスを実現しています。被写体の微細な動きも逃さず、高速AFで捉えます。
ここ数年で台頭してきた中華製レンズ。単焦点レンズとしてもかなり値段も安くAmazonのセールになったりすると26,000円と少しくらいで購入することができます。
最初こちらのレンズで良いかなと思い探りましたところ若干AFが遅く感じるのと迷うかな?と感じまた追尾AFの参考動画が無さ過ぎて実際に使うにはわからない為最終的に却下しました。
とはいえ、最後の最後まで値段の事もあったため迷いに迷いましたが・・・中華製レンズなど気にしない、試しでもいいかって方にはオススメかと思います。
ダメだった場合でも安いのであまり痛手もないかなと。
TTArtisan 40mm
大口径のデザインでソフトな背景ぼかしを実現し、暗い環境でも高画質性能を維持します。
こちらも中華製レンズ。この中では最新のレンズで40mmとすこし画角が広くなり候補にあげましたが、こちらもやはり動物瞳AFの参考動画が見つからないのと若干解像度が低いかなと思いました。
少しソフトを求めてる方にはもしかしたらよいのかもしれませんが実際に使ったわけではないので断言できません。
とはいえ、Amazonで常設29,700円とかなりお買い得なのでメインレンズがあればVILTROX AF 50mm F2同様試しで購入してみても面白いかもしれません。
と、数点迷いましたが最終的に値段は倍くらいになってしまいますがFE 40mm F2.5 Gを選択しました。
FE40mm F2.5Gに決定
諸々他レンズと比較等行い、では今後含めて何がベストかと言う事を考え
・純正は一本は持っておきたい
・50mmでもよいが室内の為もう少し広く撮りたい
・PENTAX FA43mmで試したところこの広さがちょうどよかった
・明るい雰囲気ある写真が撮りたい
など加味してFE40mm F2.5Gに決定しました。
ただ検討してたレンズと比較すると値段は倍・・・
しかし時間は待ってくれませんし可能な限りたくさん取りたかったので若干無理しましたが購入しました。
スペック
レンズ仕様 | ||
---|---|---|
名称 | FE 40mm F2.5 G | |
型名 | SEL40F25G | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | ●35mmフルサイズ | |
焦点距離(mm) | 40 | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 60 | |
レンズ構成 (群-枚) | 9-9 | |
画角 (APS-C) *1 | 39 | |
画角 (35mm判) | 57 | |
開放絞り (F値) | 2.5 | |
最小絞り (F値) | 22 | |
絞り羽根 (枚) | 7 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 0.28m(AF時) 0.25m(MF時) |
|
最大撮影倍率 (倍) | 0.2倍(AF時) 0.23倍(MF時) |
|
フィルター径 (mm) | 49 | |
手ブレ補正 | – (ボディ側対応) | |
テレコンバーター (1.4x) | 非対応 | |
テレコンバーター (2.0x) | 非対応 | |
フードタイプ | キャップタイプ | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 68 x 45 | |
質量 約 (g) | 173 | |
付属品 | ||
フード (型名) | ALC-SH166 | |
レンズフロントキャップ | 〇ALC-F49S | |
レンズリヤキャップ | ◯ALC-R1EM | |
ケース | – | |
その他付属品 | – |
- *1撮像素子がAPS-Cサイズのレンズ交換式デジタルカメラ装着時の35mm判換算値(mm)
なんと重さは173gしかありません。α7CIIの重さが514gなので合わせて687gしかないという超軽量になる重さ。
また最短撮影距離も28cmとかなり寄れますね。
フードがフジツボ型と言う正直嫌いなフードなのはいただけませんがこういう類は諦めるしかありません。
「撮影する楽しさ」「所有による満足感」「レンズを交換する喜び」をすべてのαユーザーに届ける単焦点Gレンズ
Gレンズならではの高画質を小型・軽量設計で実現した単焦点レンズ3本(FE 24mm F2.8 G、FE 40mm F2.5 G、FE 50mm F2.5 G)を発売。1本1本が非常にコンパクトなので3本まとめてでも持ち運びしやすく、被写体やシーンに合わせてレンズを使い分けることができます。加えて、外装とフードにアルミニウムを使用することで高品位な質感を実現。絞りリングなどの搭載で直感的な操作性も兼備。フルサイズ・APS-CのどちらのEマウントボディに装着してもシステムとしてのバランスが良く、すべてのαユーザーに「撮影する楽しさ」「所有による満足感」「レンズを交換する喜び」を届けます。
このGレンズと言うもの。
SONYにはレンズのグレードがあるようです。
GMレンズ(G Masterレンズ)
特徴:プロフェッショナル向けの最高峰ブランドで、厳しい撮影条件や専門的なニーズに応えるための機能を備えています。
ユーザー層:プロフェッショナルや、最高レベルの画質と性能を求めるユーザーをターゲットとしています。
Gレンズ
特徴:ソニーの長年のレンズ技術と独自の設計・品質管理技術を注ぎ込んだ高性能レンズです。
ユーザー層:一般ユーザーからプロフェッショナルまで、幅広い撮影スタイルや多様なシーンに対応できます。
ターゲットもわかれてるようですね。
このGM、Gが無い無印レンズはその下位レンズと言う位置づけですかね?
もちろん値段も相応に変わると思いますし必要に思えるレンズを揃えるとよいのかもしれません。
ちなみにSONYに決定する前にいろいろ調べてる段階でα7Vと大三元レンズ、俗にいう超広角・標準・望遠レンズを揃えるとかるく100万を超えました・・・
とりあえずこのFE 40mm F2.5 GはGレンズと言うものとなるようなのである程度の描写力や解像度など期待大。
作品を作るわけでもないですし綺麗に少しでも雰囲気あるように愛犬を残したいので。
正直なところメインのPENTAX・FUJIFILMのカメラ以外はあまり拘りは持っていません。
綺麗に写る、解像する、ある程度良い描写力がある
これさえ満たしてくれてれば何も問題もなく。
後は単純に室内なのでF値が可能な限り明るい方が助かるというところですね。
このFE 40mm F2.5 GはF値が2.5ではありますが人によってはこれでも暗いと思いますし(実際単焦点としては自分も暗いと思います)暗いならF1.8とかのレンズを選べばよいだけなんですが何せ金額が高い。
と考えるとPENTAXのFAlimitedシリーズはかなりお買い得感高いです。
描写力もありますし雰囲気もありますし。
とりあえずメインカメラではないのである程度F値が低いものでシャッタースピードが稼げ明るく写ってくれれば問題ありません。
ちなみに値段は
定価:94,600円で中古市場は大体目安で
65,000~77,000円あたり。
細部紹介
では実際レンズの写真を。
と言ってももう出回ってるので特筆することは有りません。
絞り環があるようですがどうもレンズでの絞り調整は好きではない為使わないと思います。
またカスタムボタンがあるのでこちらは使いつつ必要であれば何か設定するかな?
AF/MFのスイッチもあるので即座に切り替えたい人は割と有用だと思います。
レンズ部分は・・・何気に小さい。
こういうのも大口径レンズと言うのでしょうかね?
(わからない・・)
マウント部分は当然ながらしっかりしています。
なかなかにα7CIIにマッチしますね。
上から見てもレンズの出っ張りも少ないのでかなりコンパクトにまとめられます。
試写
簡易的に試写した感じではかなり良い。
ちゃんと愛犬で撮影したかったのですが、本日雨で電気も消して寝てるので後日晴れの日にちゃんと撮影してみたいと思います。
動物瞳AFだけチェックしましたが確かにTAMRON28-200よりも早い気がします。
単焦点レンズ同士で本来はチェック出来ればよいのですが無いのでしょうがない。
テスト撮影
少しだけ撮ってみたので載せておきたいと思います。
設定は
Mモード・f/2.5・1/250・ISO-AUTO・+0.3補正・クリエイティブSTD
※もう少しSSは上げるべきですが、適当にやり過ぎてあげきれてませんでした・・・
ISOはAUTO、10000超えてるのもありますが破綻もなく何気に綺麗です。
また撮った写真は撮って出しで、Creators’ Appでスマホに転送して少し縮小しただけのものとなります。
あくまで参考程度に。
個人的には何も考えず(考えすぎない結果SSが遅かったですが)これだけ撮れてれば十分かと思ってます。