FUJIFILMのGFX100Sを購入してから周辺機器をそろえ始めています。
新しいカメラになるとなんだかアクセサリーを揃えたりするのも楽しいものです。
余計なお金がかかってしまいますが。。。

今回は、撮影においていかに効率よく撮影できてまたレンズラインナップが少ないのを解消すべく
SmallRig GFX100S用LブラケットFotodiox PKa-GFXを購入してみました!

SmallRig GFX100S用Lブラケット

Lブラケット(L字ブラケット)はカメラ本体に取り付けられる簡単に言うとクイックシューの進化版ですね。
Lという文言の通り底面と側面とLの形をしてるからLブラケットと言われています。
このブラケットはアルカスイス互換になっていて、そのまま雲台に取り付けられ且つ、側面の部分も覆っているため縦構図にも即座に反応できるものとなっています。

横の部分を引き出して伸ばし、カメラ左側にあるUSBコネクターなどに差し込みながら使えるようですが多分これは使わないかな。
ですが使う人にとっては結構大事だと思いますし、簡単に伸ばせたので使いやすいかもしれません。

いたってシンプルな作りです。

こちら側がカメラを正面に見て右側になるため縦構図にもすぐ切り替えられます。

ストラップホールがついてますね

このネジ回しがついてるため外で撮影していても仮に外したかったらすぐに使える感じですね。
ただ落ちそうなので固定はした方がよさそうです。

普通のクイックシューを使ってると結構手前側に出っ張ってしまってて液晶の角度を変えるときに少し面倒でしたが液晶より出っ張ってない分引き出しやすいかと思います。

専用設計になってるのでGFX100Sに綺麗にはまります。
またネジでの取り付けは当然として本体を支える突起もあるのでズレる心配もなさそうです。

今回購入したのはSmallRig GFX 100S用Lブラケット アルカスイス互換-3232というものになりますが、同じようなものであれば安い他メーカーのも販売されてます。

こちらであれば安いのだと7,000円しないくらい。

SmallRigを選択したのはストラップホールがあったからなんです。
結構な頻度でハンドストラップを使うので毎度L字ブラケットを外すのも面倒ですし、簡単に取り付けられたらなと。

ちなみに重さはS260gとなるためGFX100Sと合わせると1Kg超えます。
ミラーレスカメラとしては結構重い部類になるので許容できるかどうかですね。
PENTAX K-1を使ってるので正直重さはもうどうでもよいのです。(当たり前に重いため)

Fotodiox PKa-GFX

もう一つ購入したのがFotodiox PKa-GFX マウントアダプターとなります。

GFX100SのレンズGFシリーズは正直値段がすごく高いです。
PENTAXを使ってた自分からすると少なくとも2倍は金額します。
そう簡単に購入できる金額でもないので、今使ってるGF35-70mm/GF45-100mm/GF80mm以外購入できないなと。
本来でれば広角レンズは欲しいと思ったのですが新品価格で35万円・・・無理です。

それならばと思い俗にいう他メーカーレンズを使えるマウントアダプターというものがあるので、PENTAXのレンズを流用できないかなと。
本来であれば中版カメラなのでPENTAXのFA645シリーズのを使う方が良いのかもしれませんが、GFX100Sには35mmモードというのがあり、クロップモードと同様に使えるため、それならFA645シリーズはいったん後回しにしてKマウントをそのまま使えないかと思いこのマウントアダプターを購入しました。

ただ。

Fotodiox PKa-GFXの情報が少なすぎてかなり迷いましたが試してみる価値はあると判断して購入。

このProと書いてある矢印の下の「〇」が並んでるのが絞り環となっています。
〇の中が小さくなってるほど絞りが大きく(F22あたり?)普通に真ん中が空白になれば解放よりになるようですが数値がない分ちょっと感覚になりそうです。
ちなみに、カメラのF値も表示は0となるため、ご注意ください。

Gマウント側は当然大きいですね。
キャップは・・・マウント側しかついていませんでしたのでフロントは流用を。

この絞り環がついてないのもありますが、基本マウントアダプターはマニュアル操作となります。
AFは使えないんです。
また絞りも手動となるため絞り環が必要となります。
PENTAXのFA limitedや古いレンズであれば絞り環がついてるので、本来は必要ないのですが、DFAレンズには絞り環がない。
もちろんDAレンズにもほとんど絞り環はありません。

ということはこの絞り環がついてるマウントアダプターを使わないと絞りが完全使えなくなり解放のままとなります。
意味ありません。

なので絞り環がついてるこちらを選択しています。

マウントアダプターにHD FA31mmをつけてGFX100Sに装着してみました。

赤が目立ちある意味カッコいいのですがバランス的にはちょっとカッコ悪いです。。。
でもまぁしょうがない。

まだ本番撮影はしていませんが、テスト撮影してみたところ、無限遠もきっちり出ますしピント精度も悪くないと思います。
またDFA70-200mmも装着してテストしましたが、こちらも問題なし。

ちなみに。

先ほどGFX100Sには35mmモードがあると書きました。
クロップのようにしフルサイズカメラのレンズに合わせることができるものがありますが、どうもレンズによっては中版のまま使える可能性があります。

HDFA31mmでは少し四隅にケラレが起きる程度。
なので撮影後トリミングしてしまうのもありだと思います。

DFA70-200mmはほぼケラレ無で行けるんじゃないかと。
ただ光量などの問題もあったりするので過信はできませんが使えるレベル。

35mmモードじゃなくても大丈夫なケースもあったりすると思うので実際に撮影しながら決めたいと思います。
ちなみに、35mmモードにした場合は約6000万画素のようです。
これでもPENTAX K-1の約1.8倍の画素数となりますしね。
十分です。

注意
通常純正のレンズやサードパーティー製レンズを使ってもレンズ補正がかかると思いますがマウントアダプターを使用すると補正が効いてない場合が多いです。
その場合は現像時にて歪みを少し調整する必要があるので、撮って出し主体のカメラマンさんは注意した方がよさそうですね。

このマウントアダプターにした理由がもう一つあります。

これはまだいろいろ試さないとわからないのですが、GFレンズってダイヤモンド富士とか直光源への耐性が弱いように感じました。
ゴーストが出やすいというか変なフレアが。

個人的主観になってしまいますがPENTAX HDFA31mmlimitedの光源耐性はすごく強いんです。
光芒も綺麗に出ますしそのために買いなおしました。
ダイヤモンド富士を撮るのが好きなのでやはり綺麗に撮りたいですしね。

もしマウントアダプターで悩んでてKマウントレンズを持ってる方はおすすめのマウントアダプターです。

ただ、新しいKAF4の電磁絞りを使用してるHD PENTAX-DA 55-300mmやHD PENTAX-D FA 70-210mmF4EDでは絞りレバーがないためもしかしたらうまく使えないかもしれません。その点は要注意です。

実際に使用してみた

追記2023/04/11

先日の撮影時にて実際に使用してみました。
使ったレンズはPENTAX DFA24-70mm
結論から書きますと35mmモードでは問題なく使えるです。
この35mmモードを使わないとさすがにケラレが発生してしまいますね

以下比較です。

35mmモード

35mmモードOFF

これだけはっきりと発生します。
先日試したDFA70-200mm(少しでます)古いオールドレンズなどではケラレが発生しないものもあるようです。
実際使うのであれば無理せず35mmモードを使うことオススメします。

ちなみに絞り環も問題なく使用できますが液晶モニターにはF00と当然なるので注意。
また絞り環に数値が書かれてるわけではないので目安になると思います。

ですがGFXのレンズが高い中でフルサイズレンズを使えるのはかなり有効
画素数も6000万画素は十分です。

・・・DFA24-70mmを残すのではなくDFA15-30mmを残しておくべきだったと後悔中。
きっと買いなおすことになるんだろうなと。
GF20-35mmは実質30万円オーバー。
さすがに購入できません。

ということでマウントアダプターはかなり有効です。

※AFは当然使えないのであくまでMF前提ですね