世の中GWではありますがこの混雑シーズンの中撮影に出る気も起きないため最近少し思ってることを書いてみたいと思います。

議題は「メインカメラについて」です。

2023年に入り、前々から気になっていたFUJIFILM GFX100Sを購入しました。
フィルムシミュレーションが気になっていたことや、1億画素の解像度や立体感などに惹かれポートレート撮影をしてる時にGFX100Sで撮られてみたいという言葉があり一気に購入へ加速した感じ。

もちろん事前情報や下調べの中でのメリットデメリットを鑑みての購入になりますが、約4カ月使ってきて違和感を覚え始めています。
そのあたりを少し書き綴りとして残して置ければと。

きっかけ

前回の撮影時に感じた広角レンズが無いところに始まります。
もちろんこのGFXシリーズには広角レンズがあり、GF20-35mmとGF23mmの2本。
このGF20-35mmが店頭価格で約35万、GF23mmが中古で15万ほど。
かつGF23mmがあまり評判良くないんです。

それで撮影している中でのやはり広角レンズが無いための表現の低下を感じてしまい単純に広角レンズをどうしようか?というところから始まりました。

自分にとってのデメリット

デメリットと書きましたが、FUJIFILM GFX100Sはデジタルカメラの中では確実に最高のカメラであり、唯一の超高画素カメラでもあります。
写し出した写真は立体感はありますし精細感もあり描写がすごくすぐれています。
ではなぜデメリットと書いたかというとあくまで自分の撮影スタイルでのデメリットとしています。

広角レンズが無い

まず先に書きました通り広角レンズが無いこと。
これは表現の低下であり手元にあれば、こういう写真が撮れた。けど無いために撮れないという結果がついてきます。
瞬間を撮ってるのに確実に逃してることになりますね。
もちろんお金があればGFXシリーズの広角レンズを購入すればよいのかもしれないですが、プロではないためそこまでお金をかけたくありません。
結果、PENTAXのレンズをマウントアダプター経由で使えばよいかと思いPENTAX DFA15-30mmを再度購入しなおす形となりました。

シャッタータイムラグと保存までのズレ

あくまで感覚なのですがシャッターを押したときとシャッターが切られるタイミングに少しズレがあるように感じます。
また押し切った後にカメラを動かすと結果ボケてるという現象。
押し切って保存まで止めてなければならない感覚です。
これポートレートで結構致命的で、連射しかりですが連続で撮ってるとたまにブレまくってます。
もちろんSDカードへの書き込み速度を鑑みてはいますがUSH-2の300MB/Sの書き込みSDカードを使ってても起きるため多分カメラのポテンシャルかなと。

レンズの性能

これが結構追い打ちをかけました。
メーカーの人でもありませんし、精密に検査してる訳でもないのであくまで使ってての感覚値になりますが、レンズがGFX100Sに追い付いてない感覚。
GF80mmは単焦点レンズで唯一のF1.8でもあり描写力もあるのですがGF45-100mmは購入当初から思っていた普通のレンズなんですよね。
素直な写りといえば良いのかもしれないですが、逆にいうと何も変哲もないレンズ
また光芒や夕焼けなどを入れた場合にレンズ性能がさらに低下する感じがします。
グラデーションしかり光芒の出方、ハイライトの粘り具合など弱く感じるようになってしまったんです。
PENTAXのFAlimitedやDFAシリーズはHDコーティングのおかげもあると思いますが性能がやはり良いんです。
特に太陽が入るシーンでは色の粘りがあり撮った写真も色気があります。
またほかの方のtwitterでも書かれていたのですが変な光芒線が入ってしまってたりと。

この辺りを考えるようになり、PENTAXのレンズの性能性を再認識しました。

ミラーレスカメラ

今ほとんどのカメラがもうミラーレスカメラとなっています。
すでに売却してしまいましたが一度購入したSONY α6400やNIKON Z7も当然ながらミラーレス。
この時にも書きましたが撮ってて面白みを感じないのです。
カメラが高性能になってるのもあり綺麗には当然撮れます。
当然撮れるんです。
これって写真を撮る楽しみが半減してるんですよね。
もちろんセッティングや撮り方により表現方法も様々ありますが、似たり寄ったりの写真にもなりますし、カメラがなんだか撮ってくれてる感覚。
簡単に言ってしまえば面白くないんです。

PENTAX使ってるときはこういう感覚にならなかったので、やはりミラーレスカメラは肌に合わないのかなと思い始めています。

総評

ミラーレスカメラを使い始めて諸々感じていた面白みがないことについてある程度再認識しています。
もちろんミラーレスカメラがダメな訳でもなくSONYのα6400も使いやすかったしNIKONのZ7も楽に撮れました。
FUJIFILM GFX100Sも描写力や高解像度などで撮影できる面白みや素晴らしい部分があります。

ですがやはり面白みがないってのはあまり良くないんですよね。
何のために写真撮ってるのか少しわからなくなったのもあるんです。
遊ぶために写真撮ってその中で富士山や愛犬を残し、過程を楽しむためのものでもあり、そういうのをすべて含めて写真活動なんだなと再認識。

結論としてはメインをPENTAX K-1に戻すというところに気持ちが落ち着きつつあります。

もちろんGFX100Sはちゃんと使います。
もろ手を挙げて手放すつもりはありません。
PENTAXのレンズを使ってどこまで好きになれるかはまだ未知数ですがこの高解像度の描写力は捨てれません。

しばらくするとまた気持ちが変わるかもしれませんし。

なんにしても楽しむためにももう一度PENTAXに戻して探ってみたいと思います。

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