PENTAX  K-1でも白点が出る問題がありますので白点についてまとめてみました♪

その2も記事書いたのですが纏めたので少し長いでつがお付き合いくださいませm(_ _)m

PENTAX K-1を2016年の12月に購入してから初めての夏になりました♪
勿論夏なので気温も湿度も変わってくるわけでしてその影響か何かは不明ですが長秒撮影をすると白点が目立つようになりました(;´・ω・)

ということで今回は改めまして

白点問題

です!

これはニコンのD810でも起きていた現象でもありますが、ある特定の条件で撮影をすると、画面内に白い点が出て来てしまうんですよね(;´Д`)
PENTAX K-1のセンサーはSony製であり公式発表されてるわけではありませんがこのニコンD810と同じセンサーになります!
と言う事はK-1でも同じ白点問題が起こりえる訳でして…

ちなみに撮影した写真をそのまま見てもあまり目立つものではありません!
あくまで「等倍程度」にしたときに目立つものであり気にならない人は気にならないかも(;’∀’)

先に参考の写真を載せておきます!

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こちらの写真で白点が分かりやすくなるシャドー部分を約等倍まで切り出したものが↓

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クリックで拡大画像が出ます♪
ちょっと分かり難いかもしれないですけど点がいっぱいあるのが分かるかと思います(;´・ω・)
ダークノイズ(細かい赤や青などのノイズ)も一緒に出てますね。。。

※赤い点はホットピクセルなのでピクセルマッピング推奨されました…

この時の撮影設定は
f/8 240秒 ISO-500 全オプションOFF CTE/風景
となる訳で長秒撮影をしてるものなんですよね(;’∀’)

先に簡易的に結論を書いておきますが、60秒以上の長秒撮影時に白点は現れるということです!

それでどうしても気になりリコーイメージングスクエア新宿へカメラとデータを持って質問してきました\(^o^)/

まず白点問題としてはファームウェアバージョン1.40である程度解消はされております♪
K-1を使用してる人は最新ファームウェアにしてると思いますが一応念のためリンク張っておきますね(*´ω`*)

PENTAX K-1 ファームウェア

——白点問題解消抜粋———-
長秒時撮影時における、白点ノイズ軽減処理を追加しました。*1
*1:長秒時ノイズリダクションOFF・JPEG記録時
——————————
このようにも書かれていると言う事は長秒撮影時にやはり白点が出てしまうと言う解釈で問題ないとのことです。

 

以下リコーイメージングスクエア新宿のスタッフの方との会話したことを備忘録含め明記♪

Q・白点問題はすべて解消されてる訳ではないと思うけど「どのような条件下で起こりやすいか」
A・現段階ではファームウェア最新版適応で「ある程度解消」は出来ているがJPGにしか適応できていない。また長秒時でも出る時と出ない時がありどのような状況下で出るのかを検証。

Q・RAWにもやはり顕著に表れるけどこれは対応できない?
A・RAWはまだ対応できていない。ただ現像時にDUC5を使用してもらえればある程度補正は出来る。LightRoomではこの問題は対応できない。

Q・撮影時の気温は17度で湿度は高めでしたがこれの影響は無きにしもあらず?
A・あるかもしれない。レンズ内の湿度や温度上昇なども考えられる。

ざっくりとしたQ&Aは上記3点!
自分が撮影したデータそのまま渡して少しでも検証内容に役立てればなと♪
ちょっと硬く書いてしまいましたが、実際はもっと丁寧に説明してくれてます(;’∀’)

 

毎度書いてますけどリコーイメージングスクエア新宿のスタッフって誰でも丁寧なんですよね~だから余計に好きになる!カメラ業界大変だけど頑張ってほしいな…株買おうかな(;´・ω・)
ついでに依頼してないんですけど調整とクリーニングもしてくれました(;’∀’)しかも無料で…
うん、やっぱり好きです(笑)
自分もビジネスしてるのでこういう顧客サービス良い所は真似したくなりますね!

 

横にずれてしまいましたけど、やはり完全に対応するのはまだ当然無理とのことです!
ノイズリダクションを使えば無くなるんですけどレスポンス悪くなりますしね(;´・ω・)

ただDUC5を使用すればある程度は補正出来るとの事なのであまりに酷い時はこっちも使ってみようかと思ってます♪
最近DUC5も面白いなと思い始めてるので♪
※DUC5とは「Digital Camera Utility 5」の略称で同梱されてるRAW現像ソフトです。使い勝手はちょっと悪いけど…一応純正なのでカメラ内現像に近い事出来ます。

星景写真を撮影している身としてはなるべくISO感度は上げたくなくてでもその上で綺麗に撮りたいと思うのが常なんですよね(;’∀’)
なのでどっかで解消してくれればいいんですけど、うまくお付き合いしていけば良いかなって♪

白点問題はいろんなところで取り上げられてるけど気にならない人もいる事は確かであってどういう風にお付き合いするかですね♪
多分レンズにも依存してくる部分があるので早めにFF対応レンズを購入したいと思います\(^o^)/
今は12-24mmをメインにクロップせずに使ってますけどやっぱり解像度なども加味するとFFレンズの方が良いです!
これはもう撮影していて断然理解してしまったので…

完全なる解決は出来ていないですけど要因や対処などわかっただけでもプラスですね(*´ω`*)

 

もう一つ少しでも参考になればと思い書いておきます(*´ω`*)
ISO感度なのですが、星景写真を撮っていてもわかるのですが上限値ISO2000までくらいでしたら普通に使えます♪
ISO3200くらいまでは行けるかな?とも思ってますが被写体やその時の状態によると思うのでISO2000としてます!
天の川を取る時はISO1600を目処にして星を止める場合はISO2000-3200にしてますね!
明るいレンズであればもっとうまく行けると思いますのでぜひ参考程度に\(^o^)/

 

この白点問題を実証するために自宅で少しテストをしてみました(”ω”)

テスト方法はマニュアルにし無限遠であわせレンズキャップをして長秒撮影!!
それでF値とISO感度を変更したものを数枚テストしてみました♪
実際レンズキャップをしてるので以下写真でもちょっと分かり難いかと思いますがパソコンで見てもらえると少しわかるかもです!
テスト撮影したものを等倍で800×600で切り出してます(^^)/

クリックで拡大画像が出るようにしてます♪

2

F2.8/120s/ISO400

1

F8/240s/ISO400

4

F8/240s/ISO1000

やはりISO感度が低くても若干の白点が出てくるのが分かると思います!
が、これを見る限り許容範囲かなとも思えますが、あとは撮影地の気温湿度によるかもしれないですね…
またこちらは引き続き検証はしていきますが、レンズによっても白点の出方が変わるかもしれないです!
と言うのも今まではDA12-24mmで撮影し気になった白点ですが、今回のテストはDFA24-70mmを使用してテストしています!
液晶モニター下では気にならなかったので…もしかしたら?影響あるかもしれないのでこちらはまたテストして報告します(^^)/

ちなみにですが!!!

3

F8/240s/ISO1000

これは先ほどの「F8/240s/ISO1000」と変わりありませんがあきらかに明るくなってしまってます(;’∀’)
今迄あまり気にしなかったのですが、ファインダーからの光りの入り込みが影響してるようで、切り出し前はこんな感じになってしまってました(;´・ω・)

5

結構光入るんですね~~~。。。。
今迄K-5iisでライブビュー撮影や夜間に撮影してたので気づかなかったのですがこういう細かいところも大事なんだなと(;’∀’)

IMG_5167

付属品でMEファインダーキャップと言うのがあるので、ライブビュー撮影にはこちらでちゃんと感光を防いだ方がよさそうですね(;’∀’)

ちなみに前回の白点問題の書込みの時に、「Digital Camera Utility 5」である程度改善できると書きましたが…
こちら重すぎて使えないかもしれないです(-_-;)
自分のパソコンは仕事でも使ってるパソコンなので相応にスペック高いですが…重い(-_-;)
軽快に作業出来ないのはすごくストレス溜まるのでどうしたものかと…

「Digital Camera Utility 5」にて再検証してみました!

 

「Digital Camera Utility 5」にて白点消しテスト

■更新2017-09-08
「Digital Camera Utility 5」は重いのですが実際白点をどの位消すことが出来るのか少しテストしてみました♪

基本写真はこちら!
0908-1

条件
●f2.8 65mm ISO-100 120sec

どうも調べていくうちにやはりISO感度も当然ではありますが時間に影響されるのが多数ということで120秒の長秒テストです!

DNG保存をして「Digital Camera Utility 5」で開いた段階でこちら!

※画像クリックで800*600の拡大が見れるようにしてるのでぜひ拡大にて♪

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白点がやはり若干乗ってるのとダークノイズも結構でてますね(;´・ω・)

それを「Digital Camera Utility 5」の項目のノイズリダクションを選択して以下チェックボックスを入れてみる!

0908-3

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スライダー(かけ具合)はお好みにて~今回はちょっとわざと強めにかけてみました♪

これの「ランダムノイズ除去」と「ノイズ整列」である程度ダークノイズも白点も消せることが分かりました!!!

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先ほどのノイズリダクションを掛ける前と掛けた後の比較を見てみるとよくわかります♪

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勿論もう少し研究は必要ですが回避対策としては成り立つかなと( `ー´)ノ

「Digital Camera Utility 5」も重くなければいろいろ面白いと思うんですけどね~~写真によってLightRoomと使い分けが必要かなと♪

 

基本自分は拘るところは拘りますが、大きく括ると拘りは少ない方かと思います!

このPENTAX K-1での気になるポイントは

●白点問題
●たまにデータが破損してる(SDの問題?)

この二つ!

まだまだ使いこなせてない部分もありますがいろいろ検証しつつ遊んでいこうと思います( *´艸`)