10月に一度長野県にあるゆるキャンでも有名になった高ボッチ高原へ撮影に行きましたが朝焼けは綺麗だったのですが雲海は出ずで不発に終わってしまい、今年はもう行かないかなと思いましたが知人の写真を見てるとやはり再度リベンジをしようと考え雲海目的で撮影に出ることにしました。
本当は11月の上旬~中旬が天気予報など加味してベストだとわかっていて行く予定だったのですが、当日ポートレート撮影をしたあとにいざ行こうとしたら・・・メガネを忘れてしまっていて行くことが出来ませんでした。
完全なる落ち度での撮り逃しですね。
実際翌日のライブカメラを見たら大雲海だったので悔やまれます。
という事でリベンジへ。
高ボッチ高原
長野県塩尻市にある標高1665mの高原地帯となります。
今はキャンプサイトも出来て観光地化していますが、雲海も良く出るためカメラマンがたくさん訪れる場所です。
―――引用―――
日本有数の絶景スポット
塩尻市の東側に位置する高ボッチ高原は標高1665m。
周りにはさえぎるものが無く、絶好のSNS映えスポット・写真スポットとして人気です。
東方向には諏訪湖に加えて条件次第では富士山を望むことができ、西方向には穂高連峰や北アルプスが広がります。
神々しささえ感じるような日の出や日の入りだけでなく、夜には満点の星空が広がります。
山頂に行くには東山ルートと崖の湯ルートの2か所から行くことが出来ますが、今年は2年ほど前のがけ崩れで東山ルートがまだ閉鎖されている為、崖の湯ルートで行くことになります。
自宅から考えると中央道をひたすら走り約300kmの長距離となるため、高ボッチ高原へ撮影に行くには割と気合を入れる必要があります。
今回は1日目を逃したら翌日も粘ろうと考え高ボッチ高原での車中泊を考慮して昼に出発。
途中、休憩や仕事があったので少し時間をとりましたが19時頃に到着しました。
ちなみに崖の湯ルートは東山ルートと比べて若干道幅が狭いので大型車は特にご注意を。
下るときも無意味に飛ばさないようにして走行しないと対向車来た時退避するのに苦労することもあります。
カメラマンはある程度林道走行慣れてるかと思いますが、観光地化してるので一般の方も多数来て、林道走行になれてないドライバーが多いです。
ゆっくり退避出来るところを確認しつつ走行することをおススメします。
到着したときにはすでに5台ほどの車が止まっていました。
三脚も数本場所取りで。
この時間で雲海もなく、且つ富士山も見えません。
GPVを見ても夜中にならないと雲も抜けていかないのが分かっていたので一度仮眠します。
4時頃になりポイントへ移動。
まだこの段階では霧に包まれるホワイトアウト状態でしたが、少しずつ雲が抜けたりしながら諏訪湖も見えるようになってきました。
5時半頃富士山も見えはじめましたが山頂に厚い雲が。。
もうすでに朝焼けも始まってしまっているので、朝焼けは断念。
これで雲が掛かってなかったら最高だったのですがこればかりはしょうがない。
ホワイトアウトで全く見れない状態からの逆転考えれば。
その後次第に富士山もはっきりわかる様になり、雲海も少しずつ広がっていきます。
朝焼けは逃しましたが、実は高ボッチ高原でのちゃんとした雲海は初めてなんです。
朝焼け雲海は確かに撮りたかったのですが、この広がりつつある雲海が一番撮りたかったのでやはり来て正解でした。
今回も2台体制での撮影となります。
1台はDFA24-70mm、1台はDFA70-200mmで広角と望遠で狙う事にしました。
また先日PENTAXから発表がありました、Grad NDを導入していたので試したかったのもあります。
これは別ページでご紹介したいと思います。
太陽の光が差し込み雲海を照らします。
雲海と富士山のコラボレーションがやはり素晴らしいですね。
この広がる雲海越しの富士山をここ高ボッチ高原から撮影したかったので満足です。
朝焼けからの雲海の広がりをタイムラプスで撮ってみましたのでぜひご覧ください。
他のカメラマンさんはやはり朝焼けがメインの方が多かったようで、割と早くに撤収してしまい、結局撮影地には最後には自分1人となってしまいました。
もちろん目的は人それぞれなのですが、基本自分は目的の時間すぎても1時間はいることが多いです。
理由は違うドラマが撮れるかもしれませんし(当然撮れないことも)人とのつながりも作れることも多々あります。
撮るだけじゃなく少し遊びつつが良いですしね。
結局7時半くらいまで撮影をして車に戻りましたが、早朝の段階で気温マイナス2度。
そんなには寒くありませんでしたがやっと冬の到来を感じられる朝でした。
帰りは来た時同様崖の湯ルートで下山します。
案の定1台だけ登ってくる車が居ましたが慣れる感あり難なく双方すれ違いできました。
その後諏訪湖SAによって朝食を。
ここで食べたことありませんでしたがまぁ普通に美味しかったです。
その後はまたひたすら中央道を走りますが、南下するときに富士山も良く見えます。
※スタンド装着リモコンで撮影(くれぐれも運転中直撮りはしないでくださいね)
途中で仲良いカメラマンさんから河口湖の産屋ヶ崎の紅葉が綺麗だと連絡が来たので、そもそも富士山麓へ行く予定だったので直で向かってみました。
確かに綺麗です!
実はこちらも始めてきました。
紅葉シーズンは特に河口湖周辺は観光客やカメラマンが多い為、スポットもあまり知りませんし、そもそもほぼ撮ったことがありません。
人がいない時間狙ってもカメラマンは少なからずいますしね。
河口湖の産屋ヶ崎に寄ってみて綺麗なのはすごくわかりました。
今年は紅葉は完全に諦めていたので少しでも撮れたのは嬉しい誤算でした。
ただ。
観光客含めて人が多すぎたので10分程度で退却。
この後はまたふじやま温泉へ行ってのんびりと。
本来であれば翌日もいる予定だったのですが雨予報に変わってしまったので今回はこれで終了させました。
一番の目的の高ボッチ高原雲海を撮れたので収穫はあり。
来月は流星群もありますし、天気見つつまた来たいと思います。