最近アクセサリー類を購入してなかったので、少し気になっていたフォトグラファーのHASEO先生がKANIと開発をしたフィルターを購入してみましたので、簡易的にはなりますがご紹介を。

KANI HASEOフィルター

HASEO先生より斜光が出づらい状況でも斜光をより強調することが出来、かつその角度を回転枠で調整できるフィルターを作って欲しいとのリクエストを受けて開発。本製品と定常光との組み合わせで太陽の光に依存せずに斜光を演出することができます。一年近くリトライを繰り返し、ようやくHASEO先生からもご納得いただける製品に仕上がりました。
引用-Locadesign KANI-

斜光を演出するフィルターとなるわけです。
確かにポートレート撮影をしていると太陽の位置などを考えて光を取り込んだ写真にすることがありますが、太陽が出ていなかったり思った位置じゃなかったりして思うように撮れない事が結構あります。
それを解消して光を思うように操れるようなイメージのフィルター。
かなり画期的なフィルターですね。

もちろん使い込んでいかなければうまくコントロールできないかもしれないですが面白いと思い今回購入してみました。

それでは開封と簡易テスト写真を。

パッケージデザインはモデル兼カメラマンの吉川みなさん
ホント綺麗な方で以前ヨドバシカメラの撮影会で少しだけお話しさせていただきましたがHASEO先生のお話し通り面白い女性です。
モデルとして品もありますしカメラマンとしても尊敬できる女性ですね。
先日個展を開いていましたがタイミング悪くいけずまたやるようであればぜひ伺ってみたいと思います。

ちゃんと保護剤が入ったケースにて。

今回は77mm径を購入しました。

HASEO先生の名前入り

割と薄枠なのである程度の広角でも使用できると思いますが、フィルターの重ね掛けはあまりオススメ出来ません。
せっかく光のコントロールなので、失われても意味ないですしね。
ただコントロールが分かってNDフィルターなども使うと面白いのかな?と個人的に思いました。

フィルター面に線が入っていますがこれが光の線を生み出すんだと思います。

面白いなと思ったのがこのつまみ。
このフィルターは装着して光を見ながらフィルターを回転させて斜光の入射角を調整するのですが、通常のCPLフィルターのように取り付け枠と回転枠がわかれていて、たまに回転させにくい場合もあります。
ですが、このつまみが着いてる事によって、スムーズに回転させることができ、且つ今どの角度になってるのかもマーカーとして役立つものかと。
ちなみに回転トルクは滑らかなので調整しやすいと思います。

商品としては値段相応でもありますが、しっかりと作られたフィルターです。

簡易テスト

自宅で愛犬で少しだけテストしてみました。

フィルター未装着

フィルター装着

光が愛犬の上から注いでるのが分かりますでしょうか?

光源をちゃんと理解してどのような入射角にするかなどコントロール出来ればかなり面白いフィルターだと思います。

またいつもならフィルターを購入するときにはPentaxの標準レンズのDFA24-70mmのフィルター系が82mmの為、82mmのフィルターを購入するのですが今回は77mmを購入。
理由としてはNIKON Z7のZ24-120mmのフィルター系が77mmなのとPentaxでポートレート撮るときはFA77mmかDFA70-200mmを使う為、82mmの必要性はありませんでした。
レンズにあわせて購入しても良いのかもしれないですが、ステップダウンリングで対応したいと思います。

久しぶりに面白い商品にあたったので、次のポートレート撮影の時には積極的に使用してみたいと思います。