一年に2回ほど千葉~川崎をつなぐアクアラインの途中、海ほたるからダイヤモンド富士を撮影することができます。
富士山までの距離は直線で約105kmとかなり遠方からの撮影とはなりますが、秋めいて空気が少し乾燥する時期から冬にかけては千葉県からも割と撮影することができます。
千葉の最南端あたりから月日が進むにつれてどんどん北上していく感じになり、場所さえ把握できれば館山や木更津、さらに北上して千葉市からも撮影は可能です。
ですが富士山麓からのダイヤモンド富士と違い距離があるため、富士山真上に来るのは限られてきますので撮影されたい方はご注意ください。
今回、海ほたるからの撮影となりましたが場所が限られる為、本当に年に2回のみとなります。
出発
と書きましたがお昼は仕事の為、東京ビックサイトへ。
大体終わった後にこのまま海ほたるへ向かってみます。
ビックサイトから海ほたるまでは高速使ってしまえば大体30分程度で行けますので安全運転で行きましょう。
天気予報は快晴だったのですが到着時には薄雲がかかっていたので若干やきもきしました。
駐車場で少し時間潰ししていましたが、タイムズカーシェアリングで借りた初心者マークの車が、駐車も出来ず通路の真ん中でとまったり出口が分からずという車が3台ほどいました。
免許取立で車を持ってない若い子っぽかったですがもっと練習を。
とりあえず運転中にはタイムズカーシェアリング車には近づかないが基本ですね。
と時間潰しも終わりダイヤモンド富士の時間1時間前になったので撮影ポイントへ向かいます。
ある程度カメラマンもいるかなと思いましたが展望デッキに上がってみると誰もおらずで隙間に3人ほど。
以前に来た時は相当数いたのでちょっと拍子抜けしました。
普通にダイヤモンド富士を撮るならどこでもよかったのですが、今回海ほたるとわかるようにモニュメントを入れたくちょうど場所も良く撮れそうばところを撮影ポイントに。
この段階で他誰もいません。
気になるのは富士山が見えるかどうか。
薄雲の中に薄っすらと富士山が見えるのが分かると思います。
この状態だと、ハッキリとしたダイヤモンド富士は望めないなと思い、それならある程度夕焼けを絡ませた朧風のを検討しました。
だんだんと太陽も落ちてきて割と富士山もわかるようになります。
これくらい近づくと焼けの影響もあり富士山もくっきりと浮かび上がってきました。
ダイヤモンド富士の時間。
やはりハッキリとしたダイヤモンド富士にならず、朧風になりましたがこれはこれで趣きがあるから好みではあります。
過ぎたころ。
ちなみに手前左下に見えるのがモニュメント。
これがあるだけで海ほたるから撮影と確実にわかると思います。
以前は、富士山がメインではあり迫力をと思い回りの風景を入れることは少なかったのですがいろいろ撮影してるうちに全体を考慮するようになりました。
(当然と言えば当然ですが)
今回はFujifilm GFX100S+PENTAX 645 80-160mmとPentax K-1+DFA70-200mmの2台体制で撮影。
こちらが広角気味でのGFX100S。
望遠気味でK-1。
どちらもやはり好みなんですよね。
しいて言えばPentaxの方がやはり個人的にはしっくりきます。
2台体制と言うことなのでちょうど先日購入したINNOREL KT284Cのカーボン三脚を使ってみました。
こちらの三脚の方にGFX100Sを乗せて使用してみましたが、この製品なかなか良いですね。
2万円行かない程度で、29mm脚径、ブレもほとんどなく何も問題なく使用できました。
軽量且つ収納時短いのでカメラバッグに少しはみ出ますが普通に取り付けて持ち運べるのはかなり良いです。
今までサブで使ってたSLIK使わなくなりそうですね。
その後、夕焼けもかなり広がってきます。
モニュメントのところが青でライトアップされますが、写真撮るということにおいては夕焼けが赤系でライトアップが青と相反する色なのでなかなか難しい。
ですが実際目の前で起きてる事象なのでちゃんとこちらも撮影しておきました。
待ち時間あわせて約1時間半程度の時間でしたが、騒がしいのもいなく一人で撮影に没頭できたのは久しぶりで良かったです。
楽しいのも好きではありますがやはり撮影時は静かにじっくりと撮りたいものですね。
この後は夜景は撮らずに撤収。
風でどうしてもブレてしまうのと標準広角レンズを持ってきてなかった、この日気温が高く海上が靄っぽくなってしまってたので夜景はやめました。
海ほたるから自宅まで40分程度なので疲れもあり即撤収。
近場の撮影だとこういうのがあるので楽ではありますが、富士山麓みたいにのんびりとお風呂をしたりとかできないのがちょっと寂しいところ。
ですが今年後半秋冬は千葉や都内からの撮影もいろいろできるので今まで撮影してない場所も撮りに行きたいと思います。