撮影遠征にも出れず早2か月が経過してしまいました。
その間にワンコ連れての家族旅行や仕事でバタバタとしてしまい少しモチベーション保てなかったのもあり時間だけが経過してしまいました。
と言うことで気分を切り替えるためにも、今回新たに前から気になっていたFujifilm X-S20を新たに導入しました!
(買い物でストレス発散もあり・・・)
なぜ購入に至ったかというと一番の理由はワンコ連れての旅行ですね。
3人(匹)いるため自分が1匹のリードを持っているとどうしても片手しか空かなくPENTAX K-1をもって行きはしたのですがやはり重い。
約2kgを片手でブレずにともなるとなかなかにしんどいものがあります。
また観光地などになると、構えてじっと待つという行動が何気に他の人にも邪魔となってしまいますし、やはりパッと撮影でき、かつ綺麗に残せればと言う気持ちが強くなりました。
そう考えてるとやはり動物瞳AFがついてて且つ軽量なミラーレスカメラが欲しくなりますね。
と言いつつ実は旅行に行く前からかなり悩んでいました。
重いのはわかっていますしK-1には瞳AFがあるわけでもなく。
時間だけがどんどん経過していってしまいましたが、そうこうしてるうちになんと新品が新規受注停止になってしまいました。
まさかのメーカーに在庫もなくそもそも受注を受け付けないという最悪な結果ですね。
いつ復旧するかわからないししばらく買うことも出来ないだろうから「他にももしかしたら軽量でよいカメラもあるかな?」と思いCANON R8と言うこちらはフルサイズのカメラを一度チェックしてみました。
ですが連写の秒速が6コマとちょっと少ない。
またレンズはフルサイズになるのでどうしても高くなってしまう。
シャッター音が気に入らない。
・・・外観がチープ・・・と自分にとってデメリットにつながるものが増えてしまい実機を触ってから却下しました。
となるとやはりFujifilm X-S20に気持ちが持ってきた訳です。
あとは新規受注も受け付けてないのであればどう購入するかということになりますが、毎度ながら中古販売店のマップカメラを使うことになります。
ですがこちらも中古すらない。
もちろん新品もありません。
ただ、マップカメラの場合LINE登録をしておくとゲリラ的に安売りや品薄商品を出すんです。(この間プールしてそうですが)
大体品薄商品のお知らせが来るタイミングが分かっていたので数分前から待機しやっと2台ほど中古が出されました。
レンズキットもあったのですが美品ではなく良品。
写真を見る限りちょっと傷があったりと気持ち的に微妙だったのでボディのみ選択し下取りに全く使わないレンズのGF45-100mmを出してしまいました。
余談ですが、使わないものとっとと売り払ってしまうタイプです(あとで後悔することもありますが)
GF35-70mmもありますしマウントアダプターでPENTAXのレンズも使えるのでまぁ良いかなと。
と言うことでほぼトントンの金額で手に入れることができました。
しかもシャッター回数を調べたところ84枚!
このカウントを調べる前に手元に届いてのチェックをしてる時連写でそこそこ撮影してる為もしかしたら10枚とかそんなだったかもしれません。
中古にしては外観も綺麗でしたので新品同様かなと思います。
良いのを見つけられました。
X-S20の紹介
こちらの機種は前の機種のX-S10と言う人気のミラーレスカメラの後継機になります。
小型ではありますが機能も充実して且つ軽量。
女性にも人気だったようです。
このX-S10からX-S20への進化で目立つところは
・バッテリーが倍の容量になり約800枚撮れる
・画像処理エンジンが刷新され、新たに被写体検出AFを搭載
・フィルムシミュレーションでノスタルジックネガが使える
が多分大きなところかと思います。
他にも細かいところはあると思いますが動物瞳AFが導入されたのが一番嬉しいところ。
プロセッサ(画像処理エンジン)が新型のX-H2やX-T5同様になったのもあり処理速度なども変わったということですね。
約2610万画素センサーと最新の高速画像処理エンジンを搭載
裏面照射型約2610万画素「X-Trans™ CMOS 4」(*3)センサーと最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。従来機(*4)より消費電力を抑えながらも、高画質撮影が可能です。
「被写体検出AF」を新搭載
従来の顔・瞳AFはそのままに、ディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFを搭載。新たに動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン(*5)をAIで検出します。ピントを合わせたまま狙った被写体を自動的に追尾するため、シャッターチャンスや構図に集中して撮影をお楽しみいただけます。また、進化したAFの予測アルゴリズムを採用し、AF-C(*6)使用中も安定したフォーカシングを実現します。
さらに進化する「AUTO」モード
シーンを判別し最適な撮影設定を自動で選択する「AUTOモード」に、新たに「AUTO被写体検出機能」を追加。自動で被写体を検出し、ピントを合わせたまま追従するため、簡単にハイクオリティな静止画・動画を撮影することが可能です。
このAUTOモードが何気に優秀です。
ワンコに自然にピントを合わせておいてくれてあとの設定は自動でやってくれる。
これは何気に初心者の方には抜群のモードになると思います。
こういうので慣れてあとは実際絞り優先モードやマニュアルモードに移行すればよいんじゃないかと。
ぼかしたいとかになるとMモードの方が自分なりに調整できますがこの「AUTO被写体検出機能」がかなり高性能で必然的にワンコに合わせてくれます。
外観紹介
では簡易的に外観の紹介。
割とボタンの配置などもコンパクトにまとまっています。
再生ボタンが左上になってしまってるのでこれだけはちょっとボタンカスタマイズしてAEボタンに割り当てようかと。
そうすれば必然的に右手で基本操作が完結出来ます。
SDカードはシングルスロットになりバッテリー収納箇所と同じところに差し込みます。
中級機以上であればダブルスロットが今多く使われておりバックアップなどにも使えるので本来は安心ですね。
まぁ特にシングルで困ったことも今まで無いので気にしません。
同時に購入した本来レンズキットにもなってるXC15-45mm
フルサイズ換算広角23mm~中望遠69mm相当の焦点距離をカバーして超軽量の135g
20,000円しないので一つもっておいても良いかなと思い購入しました。
レンズキット且つ撒き餌レンズですが何気に解像度も悪くないのである程度使えるかなと。
XF18-120mmF4 LM PZ WR
こちらのレンズも購入しました。
本命はこちらなのですがフルサイズ換算で「27-183mm」と普通にワンコ撮影で網羅できる便利ズームです。
ただこちら動画向けでもあるためズームするときにパワーズームと言って滑らかにズームしていくのが少し曲者。
結果ズームリングも普通なら45度で終わるものが90度くらい回さなければならなくなるのですこしだけ慣れが必要かなと。
重量
XC15-45mmを装着した時はなんと636.5g
かなりの軽量です。
XF18-120mmF4を装着しても974.5g
と1kgを切る軽さ。
これはかなり重宝するんですよね。
実際画質などを求めてきっちり作品を撮るときにはGFX100SまたはK-1を使えばよいだけですし、あくまで旅行や簡易ポートレートなどに使うには十分です。
ちなみにセンサーサイズをカメラを並べて撮ってみました。
GFX100Sのラージフォーマットがいかに大きいのかがよくわかります。
ファーストインプレッション
ポートレート撮影のタイミングがすぐにあったのでちょっと試してみました。
64mm 1/3200s f/4 ISO-3200
NOSTALGIC Neg.
瞳AFを設定して絞り優先Aモードでパッと撮っただけのJpg撮って出し。
これだけでも雰囲気ある写真になります。
瞳AFの食いつきはなかなか良い感じで、モデルは動いてない状態でしたが合掌率9割以上かと思います。
SDカードは?
このX-S20はUHS-IIに対応しています。
GFX100Sもこちらに対応ですね。
今までPENTAXの時にはSandiskをメインに使用していましたがFUJIFILMのこのUHS-II対応になってからは
Nextorageを使用するようにしています。
元々はprogradeも使ったのですがこちらの方が若干安いというのと何となくですが信用性が高い。
と言うことで今回購入したのはこちら
256MBで9,000円切る値段。
一つ上のグレードより読み込み書き込み共に少し遅いのですが試したところ特に問題なし。
X-S20のAPSフォーマットと言うのもあるからと思いますが十分です。
ちなみにGFX100Sではこちらを使用。
安心感ありますしオススメです。
所感
久しぶりにワクワクするカメラです。
ミラーレスカメラは正直あまり撮ってる感がしないので撮影する行為自体はPENTAX K-1が今でも好きなんです。
ですがよくよく考えるとカメラ始めたときに購入したPENTAX Q7てミラーレスカメラなんだよなと。
FUJIFILM X-S20は重くもないしなんだかカメラを始めたときの気持ちになりました。
高画素を求める時や作品撮影の時にはGFX100SやK-1はもちろん使いますが、気楽に撮影できるのはやはり良い。
一度購入して手放してしまいましたがSONY α6400の方が瞳AFの食いつきは確かに良かったのですが気に入らないカメラを使うことはなく悪い訳ではなく自分に合わなかっただけで、このFUJIFILMの撮って出しの色合いはやはり気持ち良いものです。
元々はミラーレスカメラを探し始めたときにちょうどX-T30IIと言うのが出たのですがこちらには動物瞳AFが無く、断念したんです。
遠回りになりましたが求めてるラインのミラーレスカメラに出会えてよかった。
作例は後日富士山やワンコを撮って載せていきたいと思います。