春の桜の季節から約2か月ぶりの撮影となりました。
本来であれば5月にも出ようとおもっていたのですがどうもテンションが上がらずそのまま梅雨に入ってしまい天気次第かなとなり結局6月に。

なんにせよ少し久りぶりだったので1つの目的を決めつつ遠征に出向いてみました。

国師岳へ

ほぼ毎年恒例になっている国師岳からの天の川を撮影に。
この国師岳は6月~11月までしか林道が開通してなくこの期間中でなければ行くことができません。
もちろん林道閉鎖時期でも歩いていくことはできますが相当な時間がかかるので健脚の方じゃないと結構厳しいかもしれませんね。

去年は違うところにしてしまったので約2年ぶりの国師岳となります。

夕方過ぎに大弛峠という登山口駐車場に到着しましたがすでに10台ほど車がとまっていました。
本来はもう少し余裕あるように到着する予定でしたが、移動中トラブルがありギリギリの時間到着
国師岳山頂から富士山の真上に天の川がかかるのが大体22時過ぎとなるため到着してすぐに準備して登山開始。

今回久しぶりというかそもそも運動や登山自体久しぶり過ぎたので自分の体力的にどこまで落ちてるか不安でした。
なので、あえてカメラ2台や着替えなど含めてザックの重量を15kgにして登山してみます。
この国師岳は1時間と少しあれば登り切れるのでゆっくり確認しながらテスト登山するにはちょうど良いかなと。
結構重量がありますが、Gregory パラゴンというザックに変更してからこの重量でもバランスが良くあまり重さも感じませんでした。
その前はGregoryバルトロという重さも結構ありますが使い勝手も良いザックを使用していたのですが
どうも自分にはマッチせずパラゴンに買い換えました。
何気にオススメです!

YAMAPを使用していますが、登山口で開始させるのを忘れてしまい数分ズレがありますがルートなどはこんな感じに。

途中の前国師で少し休憩を入れたので行動時間だけでいえば大体1時間10分程度。
前にバルトロを使ったときはやはりバランスが悪かったのか1時間20分以上かかっていたのでザックの重要性を再認識しました。

途中の分岐です。

到着。
もちろん誰もいません。

この岩ゴロゴロを見ると山頂に来たなーと実感できます。

到着して富士山も問題なく見え、天の川も見えているためすぐに撮影開始。

iPhoneで撮っても薄っすら天の川見えますね。

今回山頂で使用したカメラはPentax K-1
やはり星空はPentaxの方が使いやすいというのもありますがレンズを超広角を使いたかったからというのもあります。
またKANIフィルターのPartial Soft Focus Filter 150*170mmも今回は使いました。
星に少しフィルターをかけ目立たせる効果があり、ですが地上など効果を使いたくない場合の特殊なフィルター
面積の30%だったかな?がクリアになり70%にソフトフィルターがありますので、富士山を絡めた星撮影などにはオススメです。

Pentax K-1メインで撮影しましたがFUJIFILM GFX100Sではまだ星撮影をしたことがありませんでした。
テストを兼ねてDFA15-30mmを使って撮影してみました。

PENTAX K-1
※Partial Soft Focus Filter使用

FUJIFILM GFX100S
※Partial Soft Focus Filter未使用

個人的にはFUJIFILM GFX100SにPENTAXのDFA15-30mmを使っての撮影でも十分に使えるのではと思っています。
解像度もありますし描写も良いです。

ただ、少し気になるところがあるのも事実。
●2秒タイマーで撮影していたところ、少し使っているとタイマーが使えなくなった
●ライブビューの低照度のを使ってみたが拡大しないと画面が汚すぎる(よく見えない)
●ピントが当然ながらシビア
●ISO1600以上は厳しい

多分なのですが山頂の気温は限りなく0度に近かったかと思います。
寒冷地まではいかないにしても何か不具合も起きる部分はあるのかもしれません。
PENTAX K-1を使っている限りそういうケースに当たらないので不明です・・・

ISO上限が結構シビアかもしれません。
あとでNRをかければもう少しISO感度上げることも出来ますがあまりNRも好きではないので、これはケースバイケースで可能な限りさげるしかありませんね。

なんにしても当然使えるカメラなのでPentax K-1とFUJIFILM GFX100Sをどう使い分けていくかが課題のような気がしました。

天の川の時間を過ぎると朝焼けの時間まで正直暇になります。
久しぶりの国師岳長丁場だったのもあり実は防寒具の装備を間違えてしまっていました。
6月はまだかなり寒くなるのでダウンも寒冷地用をもってくるのですが簡易ダウンにしてしまっていたため朝までかなり寒い思いをしました。。。

4時前くらいから東の空が焼け始めます。

この段階でもう星空は完全に消えてしまうのでゆっくりと遠景撮影を。

ほどほどに焼けシンプルでしたが楽しめた国師岳でした。

友人と山頂で待ち合わせしていたため、5時頃到着。

少し撮影をして一緒に下山しました。

下山タイムは大体45分くらい。

駐車場に戻るともう満車で林道まで車が連なってるくらいたくさんの人がいました。

ただ。

この国師岳への林道は、舗装されていてかなり走りやすい林道なんです。
一般の登山者や始めてくる登山者にはもってこいの場所だと思います。
その分早朝から降りてくる車をあまり想定してないんじゃないかと思うくらい
登り運転で飛ばしてくる車がかなり見受けられました。
こちらはある程度慣れてるのでカーブでのスピードもかなり落として対向車を考慮してますが、それでも危ないと思えること数回。
もうここまで行くと林道運転になれてる方がかなり注意しておかないと事故につながると思いますのでカメラマンの方特にご注意ください。

富士山麓へ

国師岳での撮影を終えてお風呂にも入りたいし仮眠もしたいので富士山麓へ移動し、毎度ながらふじやま温泉へ。
ですが梅雨の晴れ間の観光地すごく人が多く行楽シーズン並みの人の多さでした。
本来であれば河口湖へ行く予定でもあったのですが、人の多さの中に突っ込む気力もなかったため温泉でのんびりして仮眠を。

その後一度精進湖へ紫陽花目的で行ったのですがどうも見当たりません。
完全に終わってしまっていたようで撮影もせずにまた移動。

富士山も綺麗なんですがね・・・撮りたい場所も人が多いので撮影するのをやめました。

夜に友人と焼き肉へ行ってそのあとやっと河口湖へ。

大石公園に薔薇が咲いているので天の川と絡めたくこちらで撮影。
撮影してると22時すぎでもありますがどんどん車が入ってきます。

大石公園はこれからラベンダーの季節になりますしまた大賑わいになること必須。
タイミング的に来れれば来てみますが、こういうところでの撮影となると、ライト照らされたり場所が云々などトラブルになることも多いのであまり近寄りたくはないですね。
あくまで来るとしたらやはり平日に来たいと思います。

それにしても赤ライトを使ってる人が多い。
確かに目に優しいといわれるし星景を撮る人は赤をメインで使うと思いますが平地ではどうなんでしょう?
赤ライトが入ると現像補正も出来ない没作品となってしまいます。
しかもそれでウロウロ歩かれると困るわけす。
どうにかならないものか・・・

その後産屋ヶ埼へ移動してこちらでも天の川を。

誰もいません。
リフレクションと撮りたかったのですがここはなかなか難しいですね。

あとはもう撮るものがなかったので仮眠して3日目に突入。

山中湖へ

3日目は正直撮るものがなくなっていたのでまたふじやま温泉でゆっくりしてからどうしようかと考え雲もある程度出てきたから夕焼けを期待して山中湖へ。

昼間はもう曇天だったのでどこへ行っても面白くないなと思いゆっくりと。

山中湖へ到着するとそんなに人はいませんでした。

曇天。
やはり夕焼けを期待しつつ車の中で待機。

どこかの中学生が修学旅行で来たようです。
が生徒が隠れてキララのトイレでタバコ吸ってたらしく悶着してましたね。
若気の至りというかなんというか。

日が沈むあたりになったので湖畔へ移動。

結果すごく焼けたわけでもなく普通の山中湖になってしまいましたが、こういうドキドキする感覚ははやり好きですね。

途中面白みがなかったのでPentax K-1で先日ファームウェア更新がありカスタムイメージに新たに「Gold」が追加されました。
言葉の通りゴールドっぽいようなイメージですが夕焼けとか朝焼けありなんじゃないかなと思い比較してみました。

なんだかカスタムイメージがどんどん増えてるような。
まぁこういうところのPENTAXは好きなのですが。

カスタムイメージ:リバーサルフィルム

カスタムイメージ:Gold

使いようによってはやはりありなんじゃないかと思っています。
またこれに合わせてNDフィルターのGndを加えると実際のフィルターもいらないケースもあり。

なんにしても使い方ですね。

白鳥も当然いたのでiPhoneにて。

帰路へ

この後はもう撮るものもなく予定通り帰路に着く形になります。

ですが先に書いた通り観光客がすごく多く中央道の渋滞も3時間以上の雰囲気。
結局23時頃やっと談合坂SAへ向かい夕飯へ。

毎度ながらのラーメンセットですね。

次は7月まだ未計画。
夏で昼寝れないことが多くなりますが富士山登山シーズンにもなるだろうし人文字も絡めて撮れたら嬉しいところです。

カテゴリー: BLOG